ログハウスが好き

北の国のカフェから

ログハウスが好き

  


富良野にて

 
       ログハウスが好きな訳



 私が初めてログハウスに出会ったのは、アメリカで。
 アメリカ・ワシントン州で留学生活を送っていた時、
 友人の父親が森の中に大きなログハウス
 建てたのです。

 完成後、パーテーィがそのログハウスで開かれ、
 招待されました。

 大きな丸ログ材を使ったハンドカットタイプの
 ログハウスは、周囲の景色に溶け込んでいました。

 中に入った途端に、木の何とも言えない甘くてどこか
 懐かしい香りが心地良かったのを今でも覚えています。
 
 その香りを嗅ぎながら、柔らかな木目を眺めていると、
 見も心もとてもリラックスしたのです。
 
 その後も、数回色々なログハウスを訪れる機会があり、
 帰国後、もし自分にも家を建てるチャンスがあれば、
 絶対にログハウスを建てたいと思うようになりました。
 
 私が、ログハウスを好きな理由は、沢山あります。

 まず、ログハウスの中に居ると、森の中にいるような
 すがすがしさと安らぎを感じるからです。後年になって
 知ったことですが、これはフィトンチッドと呼ばれる
 揮発性物質のなせる業らしいのです。

 フィトンチッドとは、樹木から発散される揮発性物質で、
 樹木自身を害虫から守る働きをするそうです。
 
 そればかりでなく私達人間にも、よい効果をもたらす
 ことが事が明らかになってきました。「森林浴」が
 心身をリラックスさせることは良く知られていますが、
 このフィトンチッドが私達にも有益に働くからです。

 採伐後も、木はこの効果を持続するというのです。
 ですから、私が最初に森の中にいるような木がしたのも
 うなづけます。
 
 また、香りだけでなくて、木肌もリラックス効果を
 与えます。自然の木ですから、人工的な模様とは違い、
 木肌を眺めていても飽きがきません。

 ログハウスは、冬寒いと思う人が多いようですが、
 全く逆です。木の繊維に熱伝導率の低い空気層を
 溜めているので、外気の変化に負けないのです。
 
 また、木は呼吸しているので、湿度を調節してくれ、
 天然のエアコン効果を発揮します。

 ですから、日本のように夏は高温多湿で、冬は
 低温乾燥な所では、ログハウスが適しているのでは
 ないでしょうか。

 あとぜひ忘れてならないのは、ログハウスは地震に
 強いということです。地震が大嫌いな私には、大変
 大きな魅力です。
 
 富良野・美瑛近辺でログハウスを建てる人は、大抵
 本州や札幌方面から移住して来た人達です。

 どういう訳か、地元の人達にはログハウスは人気が
 ないようです。寒いに違いない、とか建設費や維持費が
 高くつくというのが、主な理由らしいです。

 しかし、実際は冬暖かく夏涼しいのがログハウスの
 特徴です。只、確かにログハウスを長持ちさせるには
 メンテナンス面で費用は掛かるようです。

 最近うれしい事に、ようやく日本でもログハウスを
 住宅として供給するメーカーが増えてきたようです。

 価格も、一昔に比べると大分お値打ちに建てられる
 ようになってきています。また、その流れに伴って
 ログハウスに関する規制も大分緩和されてきています。

 一口にログハウスと言っても、色々な種類があります。
 大きく分けると、次の種類があります。

 
 《ハンドカット・ログハウス》
 
 「ログハウス」と聞いて、まず思い浮かぶのが多分
 このタイプではないかと思います。

 丸太のまま積み上げたもので、直径30cm以上の
 ログ材を使うので、野性味溢れて迫力があります。

 只、ログ材の厚みの分、室内の面積が見た目よりも
 狭く感じられ、圧迫感を感じる人も少なくないようです。

 でも、大き目のログハウスなら、圧迫感の問題も
 解消されるのではないかと思います。色目によっても
 印象が大分異なってきます。


 
 《マシンカット・ログハウス》

 均一にカットされたログ材を横に積み上げて建てたもの。
 ハンドカットに比べて、圧迫感がなくて、スッキリした
 雰囲気なので、好まれるようです。

 外側は、カラフルなペイントも良し、素朴な木肌を出すも
 良しで、住宅用に人気があるようです。美瑛では、
 マシンカット・ログハウスが多く見られます。


 《ポスト&ビーム》


 日本の在来構法と同じ軸組み構造で、その柱と梁に
 ログ材を使ったもの。

 ログ材の色と壁の色の組み合わせによっては、
 古民家のような和風の雰囲気を出せます。

 私が建てたいログハウスは、ハンドカットタイプです。
 つい前までは、マシンカットタイプが良いと思ってました。
 ハンドカットタイプは、圧迫感があって内側の面積も
 マシンカットより狭くなると聞いていたから。

 でも、最近ではログハウスの各メーカーともより良い
 商品を開発しているようで、ハンドカットタイプでも
 圧迫感がなく、面積が広く感じられる作りが可能の
 ようです。

 ログハウスで暮らせる日を楽しみにしつつ、
 これからも色々なログハウスを見てまわり、自分の
 気に入ったスタイルを考えていきたいと思います。









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